作業架設足場は安全性や施工品質を維持するために、必要な工事です。安全対策のため、足場下であることを注意するような看板を取り付け、ご近所へ塗料が飛び散らないよう飛散防止　落下防止のためネットで周囲を覆います。

洗浄機により圧力100kg/平方メートル以上の水でカビ、ほこり、よごれ、藻を丁寧に洗い流します。きれいに汚れを洗い流すことで塗料の密着度もアップします。水洗いで取れない汚れは剥離剤などで落とすこともあります。

裂け目割れ目部分を場合によってはカットします。ひびの幅を広げ、シーリング材　樹脂モルタルなどで補強したときの接着面積を広げより補強力を持たせるためです。

水洗いを充分乾燥させます。その間、窓などにペンキが付着しないよう養生シートなどでカバーをします。（マスキング）養生シートはビニールシートにテープがついたものが通常使われます。

塗装の作業は３工程です。まず下塗りで、耐候性、耐汚染性はもちろんのこと、これによって中塗り、上塗りの塗料の密着を強くします。シーラー（プライマーという場合もあります。）やフィーラー（凹凸を埋める）を塗ります。

塗膜厚を一定量確保し塗膜を長持たさせるために中塗りを行います。中・上塗りは同じ材料で塗ります。耐久性、必要性によって材料をご提案し、お客様にお選びいただきます。

お客様も当然のことですが、スタッフが一番緊張し一番気になる工程が上塗りです。中塗りと同じ材料を丁寧に上から重ね塗りし仕上げます。この工程が終わると、いよいよ完成が近づきます。

塗り残しや、塗りムラのチェックを再度行いながら養生シートなどを取り除きます。その後、仮設足場の撤去、ネットの取り外し、現場周辺の清掃を行います。全ての作業が終わり完成です。キレイに生まれ変わったお住まいでの暮らしが始まります。